週刊新潮 2017年4月13日号掲載の記事につきまして

4月6日に発売されました、週刊新潮 2017年4月13日号に、安倍昭恵さんに関する記事が掲載されております。
記事中、当会会長の安松鈴代が、当会主催の素読体験会で昭恵さんに講演していただくにあたり、講演料が100万円かかると「支援者の会社社長」に相談したとの記述がありました。
これは全くの事実無根であります。

当会主催の素読会・素読体験会に昭恵さんがお越しになる際、講演料、お車代などのいかなる名目でも、昭恵さんが当会から金銭をお受け取りになったことはございません。
当会は、申し訳ないと感じつつも、昭恵さんのご厚意に甘えさせていただいております。
そもそも、記事にありました2013年3月に福岡で開催した素読体験会の折、昭恵さんにはゲストとしてお越しいただいたのみで、講演を行っていただいた事実はありません。
福岡での素読体験会の様子は、2013年3月22日発売のフライデー 2013年4月5日号に紹介されており、そちらの記事中、当日に昭恵さんには壇上で挨拶をしていただいただけであり、講演を行っていないことが明らかにされております。
従って、当該記事にあるような、必要のない講演料について「昭恵さんは100万円かかるんですよ」などという相談を、会長はじめ当会の者が第三者に対して行うことは、論理的に考えて有り得ないことであります。

当該記事中にあった「支援者の会社社長」は、「お仏壇のはせがわ」こと株式会社はせがわの相談役(前会長)、長谷川裕一氏であることを、4月2日に週刊新潮の記者から当会会長に対する電話取材中に聞き及んでおります。
長谷川相談役にも確認しましたところ、このような相談があったことを明確に否定し、事実と異なる事が書かれていることに憤っておられました。
また、週刊新潮が、長谷川相談役及び株式会社はせがわに対し、当該記事に記載された事項が事実であるのかどうかについて、発売日直前の4月3日に初めて取材の申し入れを行ったこと、本日4月8日時点で取材が行われていないことも判明しております。
当該記事の当会に関する記述部分が、「関係者」などという、その存在すら極めて疑わしい第三者の証言を借りる形式で、当事者である長谷川相談役に対する十分な裏付け取材を全く行っていない、事実と異なる内容であることからも明らかなとおり、記事全体が著しく信憑性に欠けるものであると言えます。
このような記事が掲載されていることに対し、当会は強い憤りを感じております。

当会といたしまして、週刊新潮に対し、当会会長の発言に関する取材の経緯の説明及び訂正記事の掲載を求めます。
マスメディアには記事の内容が事実であると立証する責任があり、週刊新潮におかれましては、当然その責任を果たされるものと、当会は信じております。

以上

2017年4月8日
一般社団法人 鈴蘭会